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あなたがウサギに出来ることは 獣医師による うさぎ専門情報サイトです。

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アレス動物医療センター

うさぎの本

はじめに

 このホームページに遊びに来てくださる奇特な獣医さん達にもどのような書籍で勉強をしているかと聞かれることがよくあります。

 私が勉強に使っている書籍を掲載します。
 ここからはマニアック、かつべらぼーに高い書籍ですので、一般の飼い主さんがたには不向きかと思いますので、間違って買ってしまわないよう気をつけてください。

獣医学書

できる!!ウサギの診療

 もう手前味噌もいいところなのですが、私が執筆したウサギ診療マニュアルです。
 犬、猫の診療はやっているけど、ウサギの診療も頑張ってみよう!とか、ウサギの診療はメインではないけれど、時々来院することもあるから、一応何かマニュアルを、という獣医さんにおすすめです。
一般の飼い主さんには何の役にも立たない本ですので、間違って購入しないように気をつけてください。
実践うさぎ学―診療の基礎から応用まで

 下段にある斉藤久美子先生の「うさぎ学入門」に続く、ワンランク上のうさぎ獣医学書です。国産うさぎの獣医学書としては、最もわかりやすく、最も役に立つ書籍ではないでしょうか。これからうさぎの診療に力を入れる、という先生方にはとても良い書籍と思います。
フェレット,ウサギ,齧歯類―内科と外科の臨床

 私がエキゾチックアニマルにはまり始めるきっかけとなった本です。
 ウサギだけでなく、フェレット、げっ歯類おのおのに関して、教科書的な役割を果たしてくれました。
 何か一冊を、といわれたら、この本を挙げるでしょう。
げっ歯類とうさぎの臨床歯科学

 ウサギ、げっ歯類の歯科専門の書籍です。
 この薄さでこの値段(1万円を越えてます)!
 と思いながらも、それだけの価値がある書籍です。
 抜歯、臼歯の研磨、断髄、その際の麻酔など、うさぎの歯に関するあらゆるテクニックがこの一冊に集約されています。
 うさぎの歯をいじる獣医師にとっては、なくてはならない一冊でしょう。
ウサギ学入門

 日本でうさぎの診療の第一人者といえば、この著者斉藤久美子先生でしょう。
 非常に読みやすく、あっという間に読みきってしまえる本です。
 特にうさぎの飼育に関する記載は非常に参考になり、飼い主さんへの説明によく引用させてもらっています。
カラーアトラス エキゾチックアニマルの診療指針〈Vol.1〉診療に必要な生態、解剖、飼育、疾病の知識

 ウサギだけでなく、フェレット、げっ歯類、サルを含め、様々なエキゾチックアニマルの生態、解剖、飼育についてカラー写真をふんだんに用いて掲載されています。
 疾病についても書かれていますが、これに関しては下記のVol.2がより詳しいので、ついつい2冊目も買ってしまうにくい構成です。
カラーアトラス エキゾチックアニマルの診療指針〈Vol.2〉疾病と検査

 上記の書籍の疾患中心の一冊。 
 治療の具体的な薬用量などに関しては、他の本とあわせて検討する必要があるかもしれませんが、前巻同様、カラー写真が豊富で、飼い主さんへのインフォームドコンセントに重宝しております。
 ウサギやげっ歯類の疾患本は結構ありますが、サルなどに関する疾患本は少ないですから、そういう意味でも貴重です。
エキゾチックアニマルの薬用量マニュアル

 ウサギだけでなく鳥、フェレット、げっ歯類、爬虫類、その他もろもろのエキゾチックアニマルを対象とした、薬用量本です。
 まさにオールマイティー。
 結構重宝する一冊です。
VEC(ベック)

 日本初のエキゾチックアニマル専門の雑誌です。
 ですからウサギだけでなくフェレット、トリ、は虫類などさまざまな分野においての最新の情報がテーマとなっています。
 一応「うさぎの病気の診断法」という内容で連載をさせてもらってますが、雑誌が売れようが売れまいが原稿料には関わりはないので・・・。
 しかしエキゾチックアニマルに力を入れている先生方には、非常に心強い雑誌となるのではないでしょうか。

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