| 膿瘍(膿が出ている、たまっている) |
| 2010/11/14更新 |
| 今日、明日中に(できれば今日)動物病院へ行ってください。 ただしその動物病院が閉まっている時間なら、受け付けてくれるか電話で確認し、もし無理と言われたら、受け付けてくれる病院を探しましょう。 それでもだめなら朝まで待つしかありません。 獣医師だって睡眠もとれば、家族と旅行に行くことだってあります。 病院が開いてないのを悔やむより、開いている時間に連れていってあげられなかったことを悔やみましょう。 |
| 膿瘍というのは膿がたまった状態をいいますが(こんな大雑把な説明でいいのかな?)、うさぎの場合、まず自力では治らないと考えたほうがよいでしょう。 犬や猫の場合膿は液状なので、傷を開き、排膿して、洗浄すると後は薬で治ることが多いのですが、うさぎの場合チーズ様の固形の膿がたまります。 ですから、うさぎさんで膿が出ている場合や、皮膚の下に膿がたまっている場合、なかなか洗浄、消毒を繰りかえしても治りにくいようです。 これはうさぎの膿瘍が、薬が染み込みにくいほど分厚い膜でおおわれているからであり、この膜ごと、癌を摘出するように切り取らないと治らないことすらあるのです(当然麻酔下で)。 また、うさぎの皮膚にできた膿瘍(あるいは皮膚炎)は何らかの隠された原因が下地にある場合がほとんどです。 例えば、眼の下の膿瘍やあごの下の膿瘍は、歯の噛み合わせの悪さや歯根の炎症など口の中の問題が原因となっています。 足の裏の膿瘍は、肥満や腎不全など全身疾患による運動不足やケージの掃除不足から来ることが多いようです。 膣や肛門周囲の膿瘍は、尿の問題や肥満、ケージの掃除不足などが原因となっていることが多いようです。 したがって、うさぎの膿瘍は、抗生剤や手術などの治療だけでなく、おおもとに隠れた原因を見つけ、改善しないとなかなか治りません。 しかも非常に再発しやすいものであることも覚えておいてください。 これはうさぎの膿瘍という病気においてはある程度しょうがないことでもあり、あまり獣医を恨まないでください。 1日2日(あるいは1週間、2週間)で治るような、簡単な病気ではありませんが、それでもやはり、1日でも早く治るよう、できるだけ早く病院に連れていってあげましょう。 |