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皮膚が赤い(脱毛している、痒がる)

2010/11/19更新
 元気、食欲があるなら今日、明日中(せめて今週中には)動物病院へ行ってください。
 元気食欲がないようなら迷わず今すぐ動物病院へ行ってください。

 ただしその動物病院が閉まっている時間なら、受け付けてくれるか電話で確認し、もし無理と言われたら、受け付けてくれる病院を探しましょう。
 それでもだめなら朝まで待つしかありません。
 皮膚が赤い、あるいは脱毛している、痒がる、かさぶたがあるなどの場合、細菌性の皮膚炎、寄生虫(ダニ、ノミなど)、カビ、外傷、毛抜き行動と、たくさんの原因が可能性として挙げられます。

 いずれにせよ放置しておいてどうなるものでもありません。
 自力で治ることを期待していると、悪化すると考えていたほうがよいでしょう。

 病院で最もよく見るのがダニやシラミの寄生虫です。
 なぜかはわかりませんが首から方の後ろにかけて脱毛したり、フケが出たりというと、これらの原因のことが非常に多いです。

 次によくあるが皮膚炎で、これは放置しておくと膿瘍に進行することがあります。
 また、下地に隠れた問題があることが多いようです。詳しくは膿瘍の項をご覧ください。

 カビは珍しい部類の病気ですが、飼い主さんにも害を及ぼすものもあるので、そういう意味でも、早く病院へ行ったほうが安心です。

 毛抜き行動は何らかのストレスから起こることが多いので、皮膚の治療とともに、おおもとにあるストレスの原因を突き止め、改善しなければなりません。

 またメスに関してはお産の準備にあごや胸、腹などの毛を抜くこともあります。
 これは出産の数日前(場合によっては数時間前)の行動ですから、当然オスや妊娠していないメスには関係ありません。
 つまり妊娠中のメス以外、このような行為が見られたら、何らかの疾患やストレスが隠れている可能性があります。

 これらの症状は、どれも非常に似通っているので、どんなに腕の良い獣医さんでも、一目でどんぴしゃと原因を言い当てるのは難しいでしょう。

 いろいろな検査を繰り返し、いろいろな薬を試しながら、少しずつ原因を絞り込み、ようやく診断がつくものがほとんどです。
 「1週間病院に通ったのに、まったく効果がない」とすぐさじを投げずに、初めから長期戦になることを覚悟して、気長に戦っていきましょう。
 
 一目見て診断がつくようなら、動物病院なんていりません。獣医師は神様ではないのです。

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