迷わず今すぐ動物病院へ行ってください。
電気コードを齧るというのは非常に危険な行為であり、しかもなぜかよく起こる事故でもあります。
そして、驚くべきことに、この危険性をあまり理解していない飼い主さんが結構いるのです。
電気コードを齧ると当たり前ですが、感電します。
テレビアニメのようにびりびりと震えてショック死するというのはあまり見かけません。
しかし、肺水腫という病気におちいることがあり、これは肺に水がたまって呼吸困難になり、死んでしまうというものです。
しかも一見元気そうに見えてもレントゲンをとってみると肺の中が水浸しになっていることや、その時はなんともないけど24時間経ってから肺水腫になってしまうということもあります。
いずれにせよこれは危機的状態です。
また、運良く肺水腫をまぬがれた(あるいは治癒することが出来た)としても、口の中で火傷が起こることがあります。
これもすぐに起きるというよりも数日経ってから起こるということがあり、齧ったそのときがなんともなくても、後日口の中や舌がただれ、ひどいときには舌先が腐って落ちてしまうこともあるのです。
携帯電話の充電コードくらいのものではめったなことはないかもしれませんが、こたつや電子レンジなどの大きな電流を要する家電製品が事故の原因として多いようです。
この文章を読んで、「うちのこはよくコードを齧っているけど、元気にしてる」とか思っている人は、その危険さに気づいてください。
運良く生き残ってきただけで、いつ深く噛んでしまったり、携帯のコードではなく電気カーペットのコードをかじってしまうかわからないのです。
この病気(事故)に関しては、いっさいウサギに罪はありません。
ウサギはいろんなものを齧ってまわる生き物なのです。
コードを齧ったウサギが悪いのではなく、ウサギを部屋に出すときに、コードをむき出しにしておく飼い主さんが悪いのです。