便でお尻が汚れている

 迷わず今すぐ動物病院へ行ってください。
 ケージの掃除をぜんぜんしていない、というのは問題外ですが、ウサギのお尻が軟らかい便で汚れているというのは、結構大きな問題が隠れている場合が多いようです。
 最も多い原因が、下痢、そして盲腸便の付着です。

 下痢はウサギにとっては死活問題、けっして様子を見ていてはいけません。
 詳しくは下痢の項をご覧ください。

 盲腸便というのは、ウサギが夜中にする便で、夜便、夜盲便などという言い方もされます。
 ウサギの食糞行動(自分の便を食べる行動)は有名ですが、ウサギはその非常に発達した大きい盲腸の中でビタミンや蛋白質の豊富な栄養万点の便を作り、それを夜中にこっそり?食べているのです。

 これは正常な行為であり、生きていくうえで必要不可欠な行為なのですが、この盲腸便は地面に落ちる前に(お尻についている状態で)、食べているので、実際に見たこともないという人は意外と多いのではないでしょうか。

 逆にこの盲腸便を食べずにお尻にくっつけているというのが問題で(盲腸便は日ごろの便と違い軟らかいので、食べないとお尻にくっついてしまいます)、食べられない原因があると考えるべきでしょう。

 最も多いのが食餌の問題で、低繊維の食餌をたくさん食べていて起こることが多いでしょう。

 それ以外の原因としては、太り過ぎや神経障害骨折などにより、お尻を舐められないことなどが挙げられます。
 いずれにせよ、放置しておいて良いものではありません。
 
 「あれれ、お尻が汚れてる」で済む問題ではないのです。
 掃除不足で汚れているというだけでも、ウサギにとってはかなりの問題なのですから。
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