アルファルファは「飼料の女王」と呼ばれる豆科植物の干し草だそうです(よく知りませんが)。
ただ、アルファルファが他のワラに比べ蛋白や吸収しやすいエネルギー、カルシウムに富んでいるのは確かです。
くわえて正常な胃腸運動に必要な繊維質も豊富です。
ついでにいうとリン、カリウム、マグネシウム、イオウ、鉄、鉛、セレンなどの重要なミネラル源でもあります。
市場には様々なアルファルファが販売されているわけですが、全部が同じと思っていませんか?
アルファルファの品質は以下の要因により決まるのです。
・成長ステージ:つぼみをもつ前など、早い段階で刈り取った干し草ほど、栄養分に富みまた味が良いそうです(ウサギにしか分かりませんが)。
・葉の多さ:葉は栄養分のもっとも豊富な部分なので、葉が多いほど良いということになります。
・手触り:柔らかいものほど動物の嗜好性が上がります。
・色:美しい緑色は、丁寧に育て、丁寧に収穫し、丁寧に保管していることを示します。
・香り:アルファルファは新鮮な香りがするものが良く、当たり前ですが、カビ臭いものやほこり臭いものは避けるべきです。
・雑草:雑草やその他のものが干し草に混ざっていると、同様の処理をされていないために、カビの原因となりうるのです。
OXBOW社は20年間アルファルファの育成を手がけ、早い段階で刈り取った、柔らかく、葉が茂っていて、緑色の鮮やかなものだけを販売しているそうです。
では、どのような与え方をするかというと、4〜6ヵ月未満の若いウサギには自由にアルファルファを取らせることができます。
しかし4〜6ヵ月以降は徐々にアルファルファを制限し、チモシーなどカルシウムの低い干し草に変更して行く必要があります。
早い話、成長期専用のワラということです。
その他の使い方としては、やせ細ったウサギや病弱なウサギに食欲を促すために使ったりします。
アルファルファは体重の増加や毛づやを良くする作用がありますし、手術後のウサギは様々な理由から食餌を嫌うことがありますが、アルファルファは食欲を増進させ、回復を速めます。
また高齢のウサギは食欲が細くなることがあるので、アルファルファなどウサギが喜ぶ食餌を与えることは重要です。
ただしアルファルファは高カルシウムなので、膀胱結石など泌尿器系の問題がおきやすい体質の子(一度なりとも膀胱結石などで治療を受けたことのあるこ)には使うべきではないでしょう。
膀胱などに問題をもたない健康なウサギには、ときどきアルファルファを与えることができますが、あくまでときどき、少量与えるにとどめてください。
せいぜい週に1回くらい、おやつとして与えても良いのではないでしょうか。
ただ、繰り返しになりますが、アルファルファは基本的に成長期の食べ物です。
生後4〜6ヵ月を過ぎたころから、チモシーなど低カルシウム、低蛋白のワラに徐々に変えていく努力は必ず必要です。
ずっと買っていてもらえると、儲かって良いのですが、ウサギのためにはそういうわけにもいかないのです。 |